放射線に関して京都府診療放射線技師会が作成した資料です。
従来、会員向けに年報として発行していた冊子を、平成22年度より府民の皆様、診療放射線技師の皆様向けに毎年1回、京都府放射線技師会雑誌として発行することになりました。
放射線に関する資料や活動報告を掲載しています。(PDFファイル)
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今でも「レントゲン撮影」といえば誰でも思いつくことができる「X線写真」ですが、これが我々診療放射線技師の仕事の原点です。その「X線写真」を始め、今や医師の画像診断のためにいろいろな臨床画像を提供するのが診療放射線技師の主な仕事です。
1895年にドイツのヴュルツブルク大学でヴィルヘルム・コンラート・レントゲン博士がX線を発見しました。それから100年以上経った現在、X線は医療業界を初め、さまざまな場面で人々の役にたっています。その中でも、誰もが最初に思いつくのが「X線写真」ではないでしょうか。左図はレントゲン夫人の右手の写真です。おそらく現存する中では最も古いX線写真ではなでしょうか。
現代の医療で「X線写真」はなくてはならないもののひとつになっています。以下にX線撮影技術のいくつかをご紹介します。
我々診療放射線技師とは、1983年12月に制定された診療放射線技師法で「放射線を使用した全ての検査」、「MRI装置を使用した検査」、「超音波診断装置を使用した検査」、「無散瞳眼底カメラを使用した検査」を許可された国家資格です。この国家試験は文部科学省または厚生労働省が指定した学校で、3年間以上の養成教育を終了・卒業した者に受験資格が与えられ、合格すると厚生労働大臣より診療放射線技師資格を与えられます。同じような職業に看護師、臨床検査技師、臨床工学技士、管理栄養士、保健師、助産師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、義肢装具士等があります。>
その診療放射線技師の免許を持った者が集まり、職能団体として活動しているのが、放射線技師会なのです。>
主な活動として市民に対して啓発、全国の診療放射線技師に対して資質の向上を行っています。
ここでは日本放射線技師会が行っている事業をご説明いたします。
原発事故以来、マスメディアやネットで放射線と放射性物質、放射性物質の量であるベクレル(Bq)、cpm、放射線量(吸収線量)のグレイ(Gy)、被ばく線量のシーベルト(Sv)と、専門用語が飛び交っています。素人である一般市民の中にもこの騒動で詳しくなられた方も多数おられるかと思いますが、簡単にご説明します。
・医療で用いる放射線
・FDG-PET検査について
・乳がん検診のススメ
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